自分に嘘はつけない。恋はその最たるもの。なにかに没頭しているときでも、恋をするとなにも手に付かなくなることがある。そんな経験、きっとみんなあるんじゃないか。はい、ありますね?僕もある。
中学生の時、部活動にいい感じで専念できているときに、上級生の大人っぽいショートカットのルーズソックスを履いた可愛い先輩に声をかけられ。教室に呼び出されたりしてからというもの、仲良くしているうちに、いつなんどきもその先輩のことが頭から離れないみたいなことがあった。そのころ流行った自己紹介表みたいなやつにもウキウキしながら記入した記憶があるし、ドキドキしながら学校から一緒に帰ったことも覚えている。家の近くの長めの階段が一生続けばいいと思ったような。けど一か月くらいたった頃、突然冷たくされて終わった、うんしばらく寝込んだっけか。。後で聞いた話だけど、裏で僕の担任の先生がその先輩を呼び出して、今部活を頑張っているM君にちょっかいはもう出すな、身を引けと言っていたことが後からわかった。先生、一生恨みます。いや今の自分があるのは先生のおかげか。なんの話?笑
この土地の中に佇む、一本の太いさくらの木。このさくらの木は、ここに住む方に常に寄り添って、ともに生きてきたんだ。ただでさえ周りのお寺、山荘、景色など鎌倉を存分に感じることができるこの土地。その中にあるこのさくらの木を見て、心が動くのは僕だけではないはず。きっと見守ってくれていて、力も分け与えてくれるような存在なんだなと。お互い会話なんてしちゃうような関係性になるんだろうな。「おはよう。」「こういうことがあったよ、迷ってるんだ。どう思う?」なんて。もし、僕が中学生の時にここの土地に住んでいたら、きっと庭のウッドデッキに座わって、泣きながらこのさくらの木に向かってこう言っていたと思う。「なんでフラれたのかな。」って。一か月は相談しているような気がする。結局そこ?笑
前面道路を挟んで向かい側には、国の重要指定文化財の一条恵観山荘がある。建物の外観、内観の建具や四季折々の風景を楽しめる。二階建てを建てれば、二階から一条恵観山荘が見えるかも?(見えないかもしれない。)けど滑川のせせらぎと鳥の声が心地よい日本庭園の雰囲気を、自宅からもきっと感じることができると思う。県道沿いで交通量は少なくないのに、不思議なくらい心地よいと思う。さらに近くには浄明寺、報国寺など素敵素敵お寺もある。このエリアには鎌倉にしか流れない時間がたしかにある。東へ行けば、朝比奈インターで都内ともつながっている。拠点を都内から鎌倉に移そうかなという方にぜひおすすめしたい。この土地に一条恵観山荘にも負けないおうちやお庭を作ろう。そして春のさくらの咲くころに、この地の雰囲気に合うレッドシダーの外観のスケルトンハウスを上陸させよう。まずはこのさくらの木にぜひとも会いに来てほしい。きっとあなたのメンターになる。
(正o)
