魅惑のヴィンテージ
どこに住むかということは、
その人の人生を左右する大切なこと。
職場に近く、日々のストレスを軽減したい。
自然豊かな場所で、鳥のさえづりと共に目覚めたい。
好みの色、心地よい素材の衣服をまとうのと同じように、
住まいもまた、どのような時間を過ごし、何を感じたいかによって、
それぞれの選択があるはずです。
こちらのヴィンテージ、平屋の駅舎が雰囲気のある極楽寺駅から、急こう配の坂を登った高台にあります。しかも最上階角部屋。4階建てでエレベーターがないのでやっとエントランスにたどりついて、さらに階段を登ることで到達します。
登った先の風景は他には類を見ない、眺望を通り越した浮遊感と孤高のプライベート感。足元には江ノ電がチンチンと走り、相模湾の夕景を遠望しながら晩酌という日常が待っています。室内は古びたパーケットフローリングの味わいと最近では作られていない規格外の大きなサッシ、ギコギコと押し出す不便な窓。ひとつだけ確保された洋室は窓の部屋と呼びたい様相で空と海に突き出た天空の部屋になっています。内装を大きく改装してデザインしてもよし、そのままお気に入りの家具を持ち込んでもよし。
ここでの暮らしを選択する人は、きっと、自分の気持ちに正直に向きあい、何を大切にしているかを肌で理解している人なのだろうと思います。そんな方との出会いを待つこの部屋。頭で考えたらダメです、自分の直観を信じて下さい。
追記事項
・住宅ローンが原則利用できません。
・バスルームの改装が必須。
・セカンドハウス利用の場合は駐車場の専用区画利用が可能。
【S】
