平屋オブザイヤー2015
家のどこをどう切り取っても絵になる。写真を撮り始めたら止まらない。一枚一枚のカットが美しくて。伝えたいことがたくさんありすぎて。この家のストーリーも、写真も、選び抜くのは至難の技。こんなに気持ちが高まったのは久しぶりかもしれない!
アプローチからすごい。潮風の匂いに誘われて、トトロのメイちゃんがダッシュしそうな小道を進むと、いきなり開ける。青い海と、灯台と、芝生がきらめく岩場。その景色を真正面にとらえる、小高く緑溢れる岩場に建つ白い平屋。それが今回ご紹介の物件です。視界をさえぎる物はひとつもない、まさに正真正銘のオーシャンフロント。
本物件は、現オーナーがロケーションに一目惚れし、もともとあった古家(平屋)をフルリノベーションされた家。設計は、オーナーがロケーションを見た時にピン!ときて、直感から生まれた確信と行動力でJunzo Sakakura - 坂倉建築研究所に飛び込みで依頼。真っ白な洗練された平屋の箱には、風景を効果的に切取る開口部、内外連続するウッドデッキ、古家の梁を残した存在感ある天井という要素が、見事にバランスよく構成されています。バトラーのいるバリの高級ヴィラみたい!
特筆すべきは、お部屋のキレイさ。オーナーが「趣味は掃除かも(笑)」なだけあり、室内はホテルのようにピカピカで、本当に美しい!さらに、です。今ある家具はすべて、この家に合わせて揃えたものなので、全部このままの状態で置いていかれます。cassinaの特注テーブルも、arflexのソファも、全部、です。リアルな話、明日にでもVacationRentalだってはじめられます。
オーナー曰く、水平線に沈む夕陽は息をのむ美しさ。想像するに、夜の海もすごいんじゃないかな。晴れた日には満天の星空が広がり、水面には月の道が延びる。こんな景色も、リビングだけじゃなくて、バスルーム、ベッドルームからも自然と目にはいってくるんだから、日本にいることだって、忘れちゃいそう。
ちなみに、本物件は過去最高のお問い合わせ数を頂いた「茜に染まる岬の平屋」の近くです。ご興味ある方は、お問い合わせください。ここでは伝えきれなかったお話とともに、ご案内します!
▶「茜に染まる岬の平屋」はコチラ
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