長谷部誠。
日本サッカー界のリーダーのような存在。
現在ドイツのフランクフルトというクラブチームに在籍していて、存在感抜群の活躍をいまだにみせている。その人間性の良さ、周りを引っ張っていく能力にクラブは惚れていて、このまま引退後もクラブになにかしらの形で残ってほしいという話もあるくらい信頼されている。
コロナでどの業界も苦しんでいる中、スポーツ界も苦しんでいる。日本だけでなく世界的に熱狂的なサポーターをもつクラブの試合から、サポーターが消えている。無観客試合である。実際スポーツがなくても人々は生きていけるのだ。試合をする選手たちも、自分たちはこんなことをしている場合なのか、と自問自答を繰り返す。無理もない、サポーターがいるなかでこそ、試合は輝く。放映権がらみ、経済の渦に巻き込まれているスポーツ業界であって、その熱や輝きがなくても試合をしなくてはいけない現状である。いやそれがプロの仕事でもある。なんだか歯がゆい。
鎌倉の長谷には大仏様がいる。その姿は、長年リベロとして後ろからチーム全体に声をかけてチームに安心感を与え、熱いプレーでチームメイトに熱を与えることができる長谷部のように、ずっしりと鎌倉を見守っている。庭先売買という、すこし変わった売り出し方ではあるけど、この長谷のエリアの中で、こんな表情をもった土地はそう多くない。由比ガ浜まで歩いて約230M。長谷だけに長谷部なんていうしょうもないことはさておき、鎌倉らしい雰囲気の場所にこれだけのゆとりある土地。心を整えて、余裕ある暮らしを実現してほしい。
(正o）
