あづま湯の火は消えない

sold 逗子市沼間五丁目 79.28m²/---万円
逗子 緑と暮らす DIY・リノベーション派

ルーティン。ルーティーン。ルーチーン。どれでもでもいいか。けどルーチーンって言い方、なんかかっこいい。
人はみな日々を過ごす中で、誰しもが自分の習慣的な行動を持つ。そのスタイルは人それぞれ。意識的にルーチーンを作る人もいれば、無理なく自然と生活を過ごす中で習慣的にやっていることがルーチーンになっている人もいる。
朝風呂。それは多くの人に愛されているルーチーンのひとつである。朝起きてお風呂に入る、あの時間が楽しみで寝る人もいるくらいだ。朝に楽しみがあるということは、早寝早起きに自然となるだろうから、規則正しい生活にもつながる。朝ごはんもしっかり食べることにもつながる。心配事や悩み事、気分がすぐれないなど、そんな時は早く寝るに限る、そして朝に楽しみがある習慣では、朝から陽を浴びて心が晴れやかになる毎日を送ることができる。自分の機嫌はこういったルーチーンを通してコントロールするのがよい。朝風呂がみなに愛されるわけだ。

このみなが愛するルーチーンの朝風呂を味わえる場所が、この逗子の沼間エリアには存在する。「あづま湯」。1947(昭和22)年創業。長年みなに愛されてきたこの公衆浴場も、老朽化による改装工事のため休業していた時期が続き、コロナもあり一度閉めることも検討されたようだ。その後改装予算も含めなんとか再開にこぎつけリニューアルもされ、みなのルーチーンは継続されることとなった。習慣にしていることがいきなりなくなるほど、こわいものはない。このエリアのみなの元気の源がこれからも元気に続いていってほしいと心から願う。

リニューアルして一番大きく変わったことは、炭酸風呂・電気風呂を導入したことみたいだ。最近はスパやスーパー銭湯などがどんどん増えて、施設内のおしゃれな感じや湯の種類、岩盤浴、食事処など広範囲にわたって楽しめる場所が増えている事実はある。けど、このあづま湯でしか感じることができないものは確かにある。番台のような見守ってくれるような存在や暮らしに密接に関わってくれるような場所は確かにここにある。この沼間のエリアの特徴をあづま湯が物語ってくれている。今後もみなのルーチーンを引っ張っていく存在であることは間違いない。この物件もあづま湯のようにリニューアルさせてみてはどうだろう。

リノベの事例集についてはコチラをクリック!


(正o)

この物件に関するご質問やご相談、お問い合わせしたい方

会員登録すると、気になる物件のクリップや担当への相談がしやすくなります。

会員登録はこちら

関連物件