「居は気を移す」by孟子先輩
風景に溶け込む、控えめな佇まい。
控えめといっても、敷地が500坪もあるから、
大きめな平屋も、ちいさく見えてしまう。
平屋といっしょに育ってあろう、樹木。
芝生ではないのだけど、足踏みならせるぐらいの雑草や
この場所を好んで花を咲かせた植物たちが賑やかで
まるで公園に住んでいるような感覚になれる。
ここが逗子駅から徒歩13分なんて、アンビリバボ。
長らく不動産をやっていますが、
逗子は特に、大きなお屋敷が解体されて、
ペンシル型の新築がギュギュギュと建ってしまうことが多くて、
ちょっと悲しい。だから、駅に近いのに、
これだけ大きな土地の物件が、
そのままバーンと出てきたことが嬉しくて、どうしたって、
この家をリノベーションしてくれる人を見つけたくなる。
きっと、名士が住んでいたのではなかいと想像させるファサード。
これ見よがしに家を誇ることはしていないけれど、
佇まいから、品の良さが滲み出ている。空気感が違う。
コの字型の平屋は、中庭や縁側が内と外を結んでいて、
まさに、地に足をついて暮らせることでしょう。
最近、住まいの達人に教えて頂いた言葉がある。
「居は気を移す」by孟子先輩
すなわち、住む家や場所や地位によって人の気性は変わる。
この家に住んだら、この家っぽくなるでしょうね。
オープンで、自然にあらがわず、穏やかに。
ほんとうに必要なものは何かを語りかけてきそうな、そんな家です。
内見はお気軽にお問合せください~!
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