ひっそり、ほっこり、隠れ里

久しぶりにでました!鎌倉らしいロケーション、かつ味わい深い古い家。
こういうのが大好物です。緑モリッモリの中、最奥の別天地に位置します。周囲は静寂そのもので、鳥の鳴きと小川のせせらぎししか聞こえません。周辺の家々も品よく佇んでいて、ご近所さんは植木の剪定に精を出しています。愛されている町って人が風景になっていたりするものです。住人が屋外に出て暮らしを楽しむ様子はその町のステータスとも言えますね。
さて、間取りも面白い。何て使いづらそうなんだろう!玄関が狭く、その先のお風呂には脱衣所が無し。年頃の女の子がいるおうちはまずリノベーションが大前提になりますね。ご飯はどこで食べるのか?と間取りをなぞると4.5帖の和室にちゃぶだいを置くイメージ。もしくは洋室8帖のダイニングルームを食事処にする?、いずれにせよ、狭すぎるか広すぎるでバランス悪し。そして、階段の位置!サービスルームを通過して2階へ。迷路のような間取りです。
リノベーション必須となりそうですが、外装は味わい深くそのまま活かしてあげたい数寄屋風意匠。深い軒の出や土壁、周囲の生垣はまさに鎌倉らしさそのもの。人里離れた場所でほっこり静かに暮らしたい方にはおすすめできる物件です。念のため、借地権のため住宅ローンは組めません!
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