長谷から稲村ケ崎に抜ける道。その途中にある極楽寺。しっとりと穏やかな空気が流れる静かな町です。昨年リニューアル工事が完了した極楽寺駅を中心に、北の山側と、南の稲村ケ崎へ向かう海側に住宅地が広がっています。
今回ご紹介するのは、極楽寺駅北の緩やかな山の斜面に建つ昭和35年築の平屋。高度成長期の真っ只中に建ったこのお家。築60年と言うことになりますが、何度かの増改築を経て大事に使われてきています。
もちろん建て直しもアリですが、この場所で大事に使われてきた平屋を残したい気持ちにもなります。極楽寺駅のように面影を残しつつ思い切ってリノベーションしてみましょうか。
エンジョイワークスはリノベーションが得意です!平屋の事例も経験豊富です。この平屋がどう生まれ変わるのか。海に向かう機能的な家?ゆったり暮らせる和みの家?一緒に妄想膨らましましょう。そして、一級建築士の妄想リノベプランも見どころです(下段右画像)
設計士モモさんからのコメント
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妄想し過ぎましたかね。
増築した物件は、建物がちょっと無理してるな、って思うことがたまにあるんです。こちらの物件も私の主観ではそう感じました。もともとはきっと、設計者はこんなことを考えて設計したんだろう、この間取りにした意図はこんなところにあったんじゃないかと、現状の間取りを見ながら妄想しているうちに、
「あ、外壁取り払っちゃおうかな、」って思ったんです。そう、減築です。
と言っても、和室と南東の洋室の一部の外壁を取っ払って、屋根はそのまま残す。そうすると建物の基礎が残るので、ウッドデッキを作る。そこをアウトドアリビング、と呼びましょう。使い方はさまざま。公園にある東屋のように、ほっとする空間になるはずです。なによりきっと、今まで行き届かなかったところに風が入ると思うんです。
道路からの建物の引きの無さで落ち着かなかったり、南側の洋室や和室でリビングが暗くなって風通しも悪そうな、あくまで図面から読み取れる室内のイメージですが、大きくなりすぎてしまった家を正常化する、一つの手段かと思います。
平屋のリノベーション事例 → こちら
お施主様インタビュー → こちら
妄想したい方!ご連絡お待ちしております。
(岩/モモ)
