建売ですが、なにか?
そんな佇まいをしている当物件。
「建売」という言葉の響きそのものが、住宅検討される方から忌み嫌われるキーワードのように、発せられる昨今。同じ家が並ぶことが嫌とか、お隣さんと同じ仕様のキッチンや風呂に入るのが嫌とか、〇LDKの表記が嫌とか、要するに、アイデンティティ(自分らしさ)を住まいに反映できない懸念があるということなのではないかと思います。
そうした一般的な建売イメージとは一線を画す、凛とした顔立ちの室内。忌み言葉とは別次元の様相です。土地は細長く決して陽当りが抜群によい、という形ではないですが、コの字型プランで1階に日照を確保したり、2階の天井高を高くしてロフトをつくったりとその土地のデメリットをよさに変える工夫がされています。そして、自信が伺えるのが、その素材使い。テスリやフロアなどは質感のあるものをチョイスしていて、工業建材にありがちなツルピカッとした仕上げでなく、ザックリトロ~リといった肌感で、もちろん上級の本物ではないですが、コストとデザインのバランスがとれています。三角形の可愛らしい庭もついて、休日に庭のプールで子供を遊ばせるという時間も実現できます。
建売は、不動産会社がここは売れる!と見込んで土地を取得して、造成工事なり建築工事なりを行うわけですが、プロが先行投資をしているだけあって、よい立地が多い傾向にあります。それでいて、そこに自分らしさが反映できるインテリアやライフスタイルが見えてくるのであれば、お買い得でしょう。
東逗子駅界隈は、珈琲の香り立つ商店街や大型ショッピング店ヨークマートがあり、賑わいがあります。逗子駅ほど混雑しないため日常生活はスムーズで快適というのが実感です。この価格で実現できる逗子でのライフスタイル、ありかもしれない。
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