住まい探しにあたって、陽当りのよさというのは、優先順位が高いですね。
しかし、多くの方が欲しいものは需給バランスから価格が高くなっていきます。駅から離れると陽当りのよい土地もありますが、通勤通学とのバランスも考えると悩ましいものですね。そうした時、考えたいのは、「なぜ陽当りが欲しいのか」ということ。寒がりで冬はポカポカと過ごしたい。洗濯物をパリッと乾かしたい。など多くはそのような理由で、昔の農家のように米を天日で干したいという方は少ないでしょう。冬の寒さが理由であれば、断熱をしっかりとして、暖炉を取り入れたりすることで寒い冬をポジティブに乗り越えることができるのではないでしょうか。特におすすめしたいのが「全館空調システム」。これは、床下や天井裏の空気を冷やしたり温めたりすることで、家全体の冷暖房を行うシステムで、輻射冷暖房という種類のもので、エアコンのように直接風があたらないのです。埃が舞うこともありませんし、顔の周りは暖かいのに足元が寒いということもありません。日本の冬にはこれ！というおすすめの快適システムです。
さて、こちらの土地ですが、北側道路付けで南側には家が建っています。陽当りはよくないでしょう。しかし、北側ビューがとてもよい。道路の向こうにはまとまった緑がみえます。2階リビングにしたら、開放的で明るい窓が確保できます。こうした土地におすすめしたいのが「スケルトンハウス」、「全館空調システム」を標準採用し建物のどこにいても温度が均一。つまり、陽当りが悪い土地でも冬寒くないのです。駅からの距離を重視したい方、工夫次第で快適な暮らしが手に入ります。
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