気になる木のある極楽寺ラブミーテンダー
あまり、エルビスプレスリーの事を考えたことは無かった。
それは若かったんだなあと今では思う。
少しばかり生きる経験をして、人と関係を持ち死ぬほど泣いた事があれば、愛の意味について深く感じる瞬間があるものだ。
この土地の真ん中あたりに鎮座する気になる木。
大きく枝葉を広げて、夏の陽を浴びている姿を見ていると、その木蔭で涼んでいる家族や仲間や恋人やたった一人の人が連想される。
全ては人だ。
その一人一人が、愛の中に居る。
きっとあの気になる木の持つ不思議な周波数が僕にそんな連想をさせる。
庭につながるリビングから聞こえるアナログの音。
エルビスのラブミーテンダーが気持ち良いノイズと手を繋いで、夏の夕暮れのに聞こえてくる。
大勢でも、一人ぼっちでも、やさしく愛して。
誰でもない、自分が自分をまずは優しく愛してあげよう。
とまあ、そんな気分にさせるぶっ飛んだ土地がこの物件。
絶壁の上の住宅地から鎌倉の海を見下ろし、この木を中心に建築計画を進めてみたらとんでもない、びっくりするようなプランが出来上がったりして。。
車もしっかり入ります。
大きな木もあります。
アプローチにも冒険感がある。
極楽寺1丁目の空に近いこの場所で、フワッとした光と戯れながら緩やかという言葉では収まり切らない極楽時間を創造してみては如何でしょうか?
[H]
