舞台は葉山町つつじヶ丘。
京浜団地と呼ばれている場所だ。
山並みに佇む団地で、西・北・東側がひな壇の為、反対側の東伏見団地とは対照的となる。
急坂があるが、それが逆に高低差がでてまたいいのだ。
西側は海への抜け感や、眺望、海へのアクセスもいい。
北・東側も山への抜け感や、眺望、葉山大道の市街地へのアクセスもいい。
すこし下れば、バス停が至近。
同じエリアにマーロウのプリン屋さんだってある。
なんて言ったって小学校・中学校・役場・消防署・スーパーなど身近なものが至近で整う。
葉山だけど、葉山らしくない。
そんな団地が分譲されたのは、1961年というのだから驚きだ。
人がうまく入れ替わっている。
そして、空家が少ない感じがする。
いわゆる公庫として分譲されたので、葉山のブランドがありながらも
意外とマイホームを持てた人が多かったのかも。
そして、何よりいいのか悪いのか、地区計画がない。
土地を分割してもよし、というのだ。
葉山にはさまざまな地区計画があり、景観が守られてきているが、
正直普通に住もうとしている身としてはそこまで土地の広さはいらない。
二世帯の考えもあるが、近居でいい。
だから結構献身的なのかもしれない。
自分は広くなくていい、この団地に人が呼びこめて、同じぐらいの世帯層が来てくれればいい。
子ども世帯が入れ替わってくれて子供が増えていい。
いろんな世代を超えた交差があって、人の行き来があって、人の生き気がある。
森戸海岸も行けて、一色海岸にも行ける。
X.
さぁ、クロスしていこうじゃないか。
いやいや、建物はRC造だから、内部は全部解体して、スケルトン状態に。
ワイルドなサーフなリフォームがいいかも。
階段架け替えるのつらいから、その他全部壊して、LDKから二階へ上がれるように。
二階のバルコニーから屋上へ行ける橋もかけて、屋上なんて登ったら、海どん。そうでなくても二階から海見え。
RC造だから簡単に妄想できちゃう。温かみのある無骨な感じにしたい。
あ、クロス(内装クロス)は禁止で無骨さをね。
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