今から100年以上前のこと。明治20年頃、御用邸建設が検討され、その候補地が鵠沼と葉山だったそうな。結果的に御用邸は葉山にでき、それ以降に鵠沼は別荘地として栄えました。当時の大きなお屋敷たちは月日とともにだいぶ減ってしまったものの、今でもクロマツの木や玉石積の塀、由緒あるお屋敷街の名残が残る街。
そんな鵠沼の良き名残を感じる土地、ここにもありました。
ご立派な3本のクロマツ。ピンクの綺麗な花をつけるモモの木も。
134号線沿いの「鵠沼海岸」の信号から内側に入って、いい街並みを抜けながらずーっとずーっと進んでくると、ようやくはじめてT字にぶつかるのがこの場所。交通量は多くはないですが、ご近所さんはいつも立ち止まる場所です。
ここにできる新しい家は、とても象徴的な風景になるはず。
鵠沼らしさをここに再び。
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