季節を感じる旧道の裏にある穏やか
逗子駅に近い葉山。
長柄、あるいは堀内。
以前長柄に暮らした際に、駅まで歩いていく人もいた。
僕は、都会っ子で2km近い距離を歩くって考えがなかったけれど、葉山って場所で考えれば、2kmという距離は十分に駅近だ。
逗子駅からタクシーに乗ると、「長柄の三留モータースまで」といえばドライバーなら誰でも知っている。ワンメーターに近い距離。
その三留モータースにほど近いといえば、知っている人なら俄然興味が湧くエリア。
平成8年の建物は、広めの5LDKという間取りで、使い勝手も良さそうな間取りをしている。自宅で仕事やものづくりをする人や、6人家族のファミリーだってなんのその。
しかし、何よりびっくりしたのは庭の造りで、なんと自分で拵えたのだとか。
いやそのクオリティーたるや驚きました。
この樹木と石とのバランスで庭が穏やかかつ賑わいのある楽しい雰囲気を演出している。
駅まで平坦な立地、間取り、カースペース、色々と物件の説明をしたい事があるのですが、まあそれは見ていただくのが一番良い。
一つあげるとするならば、ソーラーパネルが屋根に載っているので、売電で電気代を節約できるという特典がついています。
そしてカースペースには、EVのコンセントも設置されています。
電気自動車など利用される方にはもってこい。
ここからは、ちょっと思い出話の様な案配ですが、
初めて長柄に住んだ時の事は、なんだか他の場所よりも記憶が鮮明なんです。
山の上に顔を出した月や、7月の早朝に目覚めた鳥たちの声。
御霊神社に集まる子供達の笑い声なんかもなぜか鮮明に思い出す。
ふとしたタイミングで「ずいぶん田舎に暮らしてるなあ」なんて思う事があって、その時の嬉しい気持ちは幸せと言ってあまりある感情だった。
程よい田舎感と洗練されたご近所感。
時は過ぎ、あの駅近くの葉山に暮らした日々は、それなりに快適で便利だったなあと思う。
そして、山の上にある長柄小学校。
この、202段の階段の上に鎮座する小学校がなんとも良い印象だった。
平和な田舎の小学校よろしく、ワイワイみんなで自由に登下校していた。
そうだった、この場所に住もうと思った最初のインパクトは、下校時の小学生の活き活きとした輝きだった。
集団登校に慣れていた以前の場所と違い、伸びやかな子供達の姿を見ていい場所だなと直感した。
そこに住む近隣の方も本当によくして戴いた。
このコミュニケーションのレベルに脱帽でした。
絶妙なコミュニケーション能力の高さは葉山の特徴かもしれません。
オープンでありながら、のんびりとした絶妙な距離感。
そういえば、このエリは逗子海岸が比較的近くて、自転車で子供と遊びに行きました。
南郷公園もありますよ。
近頃人気の長柄エリア。
都内に通勤される方には、もってこいの葉山です。
[H]
