「谷戸」。
最初は何のことやら解りませんでしたが、鎌倉逗子葉山界隈では、よく耳にする「谷戸」という言葉。
山と山に囲まれた山間(やまあい)の立地。
日本昔話に出てきたりするやつです。煙がふわーっと立ち上った景色が展開するあのやつです。
ここは、葉山の長柄というところで、しっかりと谷戸。
山と山に囲まれた緑モリモリの場所。
緑に囲まれた場所は、湿気があると言われたり陽当たりが悪いと言われたり散々。
もう谷戸の気持ちになって考えたら気の毒な気がしなくもない。
緑豊かな場所であれば、多少の湿気は仕様がありませんからそんなこと言っちゃ気の毒だ。
でも谷戸には谷戸の良さがある。
もういい加減、21世紀になっていい時間が経っているわけで、住宅についても湿気の問題やら陽当たりの問題やらそこそこなんとかなる訳で、その辺りに自分なりのケリを着ける事ができれば、谷戸はNICEかもしれないという話。
しかもこの谷戸物件、新逗子駅まで約1400mという距離。
利便性と緑ふっくら感を兼ね備えた、スーパー谷戸。
こんな場所だからできる、まきストーブマニアやスーパーオーガニック畑マニアの方であればとっても良い。
本物のバイオダイナミックなやつ。もうシュタイナーが後ろで見てるぐらいバイオダイナミックな感じ。
やりたい放題でパッシブハウスやスケルトンハウスで悠々としたガーデンハウスを作ったりしたらそれはもう一つの文化になり得るもの。
そんな文化を作り出すには、谷戸が一番。
ほら、谷戸の可能性がキラキラと光りだします。
自転車でスイーっと6〜7分で駅までスイスイ。それでも谷戸の中に住んで完成度の高い世界を展開できれば、ただそれで幸せ。
[H]
