レーズン入りのコーンフレーク
カーテン開ければサンシャイン
二人分のコーヒーが沸いた
ベジタブルカレーライス
窓を開ければムーンライト
二人分のビールをついだ
そんな斉藤和義さんの「やわらかな日」の歌詞の三行部分がマッチした。
やわらかい日がずっとあれば良いなと思える大人になってしまった。
何より大事なことが奥底に詰まっている気がして、
普段の生活から垣間見えるところかもしれないし、もう見えているところかもしれない、でもどの部分の奥底かわからない。浅いかもしれない。
でも大事なのは日常なんだと感じる。
陽が当たる専用庭に出て鼻歌交じりで花に水を与える。
やわらかい場所があると、日常にもやわらかさが出るのか。
人との距離、抜ける風、人の肌、陽の光。
なんか、やわらかいって、いい。
その求めるものがこのマンションにはある。
〔L〕
