眺望を、自分の目的の為に、適応させる。そういう意味にしよう。
よって「眺望を使いこなす力」とも、表現されるものでもありますかね。
リテラシーはよく識字と訳されるが上記のようにも置き換えられるだろう。
したがって、家を探している人の中で、“眺望”を優先に取りにいくには主体的に選択、収集、活用、発信する人がこういう物件にめぐり逢うのかなと。
この物件は、急傾斜地にあること、そして家の前まで車が入らない。
自分の住みたい目的を持って自分で描く能力を、この眺望力に比例して持って欲しい。
というかここに住むには求められるはず。
眺望に期待するのは当然のことだけど、それの背景には隠れた要素が色々あるんだと。
その要素なども選択し、収集し、活用し、発信していける人に住んでいただきたい。
さらに言えば、自分で、その住むことに対しての目的を、描いていくような、企画力も、必要となることでしょう。それはやっぱり自分が、過去に経験したことの、既成事実の組み合わせから、生まれてくるものでしょう。
だからたくさんの不動産物件を見ている人もそうだし、優先順位1番として“眺望”と言っているあなたもそうでしょう。そこに自分の在り方がわかっていて想像ができれば、お金、手間をかけるのにも躊躇しなくなるでしょう。
ここは眼下に一色海岸と葉山の町並みを望み、周囲には葉山の山々が囲い、尾根に佇む天空に浮いたような感覚で日々を過ごすことが想像できる。
近くにあるパン屋ブレドールまで犬の散歩と一緒に行って、有名なエシレの角食パン持ち帰り、朝食に眺望とともにその1日の始まりを考えることで、飽き飽きする毎日に全然違った見え方がするんじゃないか。
常に週末の葉山を楽しみにしていたサラリーマン家庭が、この眺望で毎日の生活を楽しみにできると思うと逆にストレスが減って仕事の対応や効率、人との接し方が変わるんじゃないか。
帰り道が遠くなることを懸念する前に、ここに住むことで何か違った見え方や時間の使い方ができるんじゃないか。
こういうことなどが想像できる。
何故ならば、自分のゴールでもあり、ビジョンに向かって、進んで行く術ってものは、他には存在しない、唯一無二なものだから。
自分でコントロール出来る、セルフマネジメントを軸として、環境や生活を整えて行く。
眺望リテラシー 深い。
〔L〕
