鎌倉の駅に下りた時の風が好き。
そんな理由で鎌倉に住むこと決めたオーナー様。
さて、どんな家に住もうかと探していた時に出会ったのが、コーポラティブハウスと言う考え方。
プライバシーが大切な時代に、コーポラティブと言う長屋みたいな家を選んだのも、隣近所、お互いに迷惑もかけ合いながら気配りして生きていく、そんな暮らし方もいいかな。と。
コーポラティブのいろんなことをシェアする有り方にも惹かれたそうです。
もうひとつは、手塚さんのデザインと言うのも大切なキー。
そう、この建物は、世界で最も優れた学校建築に選ばれた「ふじようちえん」や「シオン・キリスト教会」、「屋根の家」などの独創的な建築物を手掛けている手塚建築研究所の設計なのです。
再びオーナー様。
手塚さんの家は風が抜ける、仕切りが無い設計が多く、その開放がたまらない。
手塚さんも誰がこの家買うんだろう!?と思いながら設計されたそうで、アーティストかサーファーかと思われていたそう。
1階は工房のようなイメージ。私はアーティストでもサーファーでもないので、1番大切な仲間が集まる場所に。仲間が入りやすいように、ガラス戸は開けっ放し。とにかく天井が高くて気持ちいい。
キッチンはオーダーで、収納もいろんなところに作り、使い勝手が良いようで、集まった人たちが勝手に使ってくれてました。笑
2階はいちばん陽の当たる気持ち良い場所にお風呂を置き、贅沢なバスタイムを。仕事の机も2階に配置。着物をつり下げられるようにした収納もちょっとしたこだわり。
3階は畳がポイント。修学旅行的な宴会やコーポラティブハウスのみんなの集会所にもなって持ち寄り宴会なんかも開催。夏には海の家みたいに仲間が集い、一緒に海に向かうなんてことも。
一人の時は、大の字に寝て風を感じながらボーっと空を見ていたり。ここはゆっくりリラックスできる空間。この家で唯一困ることは、労働意欲が無くなること・・・。笑
「建築は単なる物ではなく、作ることによって人の生活や社会を変える力を持っている。」
手塚建築事務所の想いがしっかり詰まったこのお家。そこにオーナー様の想いもしっかり足されたこのコーポラティブハウス。貴方の鎌倉生活はきっと楽しいものになりますよ。
※本物件の所有権は、建物の専有部分は区分所有の所有権、土地は敷地権割合による所有権、となります。
【h】/(岩)
