多くの人を魅了する鎌倉長谷エリア。
観光地の喧騒から一歩路地へ入ると、生活が息づいていて、
サザエさんちみたいな家や、味のある板塀に心が和む。
人がリアルに生活している場であり、外からも多くの人が来る場所は、
まるで、映画のロケ地ような場所。
川沿いにやっと人が一人通れる細い路地を散歩しているご婦人。
視界が急にぱっと開けたかと思うと目の前すぐ先を江ノ電が走り過ぎる。古くからの道路がそのまま今の生活道路になっていて、変わらぬ風景がある。
この物件は、一歩入ったさらに先、人目からは遠い場所にある。
カースペースを白いフェンスで囲って、長いアプローチの向こうに黒い平屋が少しだけ見えてくる。植木は潔く切り取られ、白いキャンパスに黒で三角を書いたような家。余分な装飾はなく、一見すると素っ気ない感じがある。
だけれども、この白と黒の無機質な見た目に比して、内部には無垢フロアが貼られ、木のやわらかい質感があたたかく生活をつつみこむ。人生が豊かな色彩溢れるようにつつましくその時を待っているようにも見える。白と黒のこの土地と家に豊かな色彩を与えてくれる方募集です。
[mS]
